映画「嘘八百」シリーズの今井雅子が脚本を手がけた本作の主人公は、京都で暮らす町医者・柿木空吉(かきのきくうきち)。往診が専門の彼は腕利きの医者だが、患者の買い物や盆栽の手入れまで引き受けてしまう男だ。そんな空吉のもとに、ある日、離婚以来12年間連絡を取っていなかった娘のミヤコが突然現れる。空吉が動揺するのをよそ目に、ミヤコはしばらく京都にいると宣言。ぎこちない関係の父と娘は、京都の町並みや人々との触れ合いの中で少しずつ心を通わせていく。。海辺の小さな街で暮らす中学生・小梅は、憧れの先輩・三崎に手ひどく振られたショックから、かつて自分のことを好きだと言ってくれた内向的な同級生・磯辺と関係を持つ。初めは興味本位だったが、何度も体を重ねる2人。やがて小梅は恋愛対象として見ていなかった磯辺への思いを募らせるようになる。逆に、恋焦がれていた小梅との関係を断ち切ろうとする磯辺。そして彼は、いじめを苦に自殺した兄への贖罪のため、ある行動に出る。。